親ペナルティ?親になる事は辛いのか。

社会学に、「親ペナルティ」という言葉がある。子供を持つ夫婦と子供を持たない夫婦がそれぞれに感じる幸福度のギャップのことで、一般的に幸福度は「子供を持つことによって下がる」と言われる。
と言うことらしい。
親になることは辛いことか?
「子育ては楽しくて、可愛くて、自分にとっては大きな生きがいです!」は本音だけど、もちろんそれだけじゃない。
最近も娘さんは「とびひ」になり、全身に湿疹ができてしまった。
とびひは感染の可能性があるので、患部をしっかりと包帯でガードしなくちゃいけない。
一ヶ所や二ヶ所ならいいけど、小さいのから大きいのまで全身にあるんだから覆うのも大変。
保育園からも「しっかり取れないように覆ってきて下さいね」とご通達を受ける。
腹立たしい瞬間と可愛い瞬間が同時にくる
包帯を巻く時も、取る時もジッとしていてはくれない。ジッとしていてくれたらすぐに終わるのに!と逃げ回ったり嫌がったりする娘さんを見ると思う。
けど、嫌がりながらも頑張ってジッとしてくれる瞬間もある。終わった後に「がんばったんだよー」と自己宣言する時なんかは、もう可愛さが爆発である!
親ペナルティって嫌な響きだけど事実だろう
子育てをしていて、その大変さや辛さにばかりに目が行くことは、幸いにしてない。でも自分にないからと言ってみんながそうだとも限らない。
子育ての話しだけでなく、仕事との両立については、特に女性は否が応でもペナルティを感じるだろう。
それは、社会の課題であり、世間の目の問題でもある。
上記紹介の記事には、
「親ペナルティ」とは、まさに米国で共働き化が進行したにも関わらず政府の子育て支援の“手薄さ”によって最大化する、子育てのしづらさ、親としての生きづらさに起因して顕在化したものだ。まして価値観の「共働き社会化」さえ進まない日本においては、親ペナルティの重さたるや、いかほどか。
ともある。
つまり、親ペナルティとは子育てをする上で直面する社会課題のこととも言える。それらが、ダイレクトに親から一時的に幸福度を奪っているのです。
さいごに
ただ、中長期的に見れば親であることを幸せに感じる瞬間がいかに多いか、にも注目したい。
いずれ子育ては手離れしていく。それまでは、不自由さをあえて楽しむくらいの心持ちを夫婦で持っていたいなぁ。
娘が病気になったり、何かあって困った時。夫婦で「やべー!明日のスケジュールどうしようか⁉︎」なんて話しながら何とか乗り切る。
(その瞬間はもう絶望しかないけど)乗り切った後はお互い(娘さんも含めて)「俺らみんながんばったなー!」なんて変な達成感も味わえる(信頼貯金の貯蓄)。
そんな感情の振り幅だって、いつか夫婦のいい思い出になるはず!
Posted from tadaima!.
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