パパ必見!家事分担の不満を読み解くmust・can・wantの法則!

「俺だって結構家事やってるのに、いつもやってないって言われる!たまにゴミ出し忘れたらものすごく怒られる!」
ゴミ出し、お風呂掃除、食器洗い。そこそこ協力的なはずなのに、やっても褒められず、やり忘れたら怒られる。
その理由がわかる「must・can・wantの法則」。これを知れば、怒られている理由がわかります。
きょうの家族言
寝る前に娘さんと一緒に朝何を食べるか考えます。
パンがいい?
スープがいい?
オムレツ食べる?
何を聞いても「うんー!」と元気よく返事をしてくれる娘さん。
だけど、いざ朝になると全然食べなかったりする。
仕方ないね。。。
パパの家事参加率は上がるも、家事協力への不満は過去最高_| ̄|○
こんな調査がありました。
株式会社ブライト・ウェイが発表した子育て家族の夫婦での役割分担についてのアンケート調査。
株式会社ブライト・ウェイが発表した子育て家族の夫婦での役割分担についてのアンケート調査。
■結果のポイント
●お父さんがやってくれる子どもの世話は、まんべんなくスコアアップ。●家事育児の満足度では「育児・家事とも凄く良くやってくれている」が
過去4回のアンケートで最低となり、家事協力への不満が49.1%。●お母さんが感じる育児ストレスは、「ほとんど感じない」がだんだん減っている一方、「日々感じる」が回を増すごとに増え、3割を突破。
結果のポイントは上記の通り。
パパの家事参加率は少しずつ向上していることが伺えます。
注目したのは、「お母さんがお父さんに日常的にして欲しい家事は?」と「お父さんの育児・家事に満足していますか?」のふたつの質問。
やって欲しい1位を誤解すべからず!
●お母さんがお父さんに日常的にして欲しい家事は? (2013 2010 2008年 %)1位 ゴミ出……………………………………………………………73.6% (69.2 68.1 66.6)2位 風呂掃除…………………………………………………………64.9% (64.9 64.6 62.8)3位 皿洗い……………………………………………………………53.2% (48.8 37.8 40.7)4位 部屋掃除…………………………………………………………49.5% (48.0 41.6 48.9)5位 洗濯&洗濯干し…………………………………………………38.1% (30.6 29.2 28.3)6位 洗濯物をたたむ…………………………………………………33.3% (30.4 21.4 26.1)7位 料理………………………………………………………………33.0% (30.8 25.2 32.1)8位 何もない………………………………………………………… 5.4% ( 6.9 5.9 4.8)その他…………………………………………………………… 3.3% ( 1.7 2.9 5.2)
調査の結果は上記の通り。
相変わらずゴミ出しは不動の人気第一位です。
こういったやって欲しい家事ランキングを見て「俺はゴミ出ししてるな。よしよし」と安心するのは尚早。
このランキングからママ(家事をしている人)の家事に対する気持ちのグラデーションが見えてくるのです。
このランキングからママ(家事をしている人)の家事に対する気持ちのグラデーションが見えてくるのです。
やって当然【must】→役割(時間・スキル)的にできるでしょ?【can】→負担感が大きいからシェアしたい【want】
■mustに分類される家事とは?
このグラデーションは家庭や個人によってどこまでがmustでどこからがcanなのか、wantなのかは少し変わってきそうですが。
ママ(家事の主体者)の頭の中で、mustに分類されている家事ほど減点方式で評価されていきます。
つまり「ごみ捨てやってるから、俺の家事評価アップ!」ではなくて「ごみ捨て忘れたら、あなたの家事評価ダウン!」なのです。
やることはもはや当たり前。
出社時のタイムカード押しや、メール返信みたいなもんです。
■canに分類される家事とは?
canはパパの時間的(またはスキル的)な問題をかなり加味してくれそうです。
帰りが終電のパパに平日の風呂掃除はお願いしないでしょう(朝やったっていいんですけど)。
でも、時間的な条件がそろうなら積極的にこなしたいところ。
休日や早く帰れた日など。これらの家事は、スキマ時間を見つけてこなすほどにママからは喜んでもらえそうです。
■wantに分類される家事とは?
ママによってはこだわりが強いケースもありますが、そうでない場合は「期待しても無駄かもしれないけど、わたしの負担感は大きい」と言う家事。
もちろんできる時は積極的に一緒にやるべきではありますが。
洗濯物をたためずにソファに山積みにしてある。ごはんをつくる気力がなくてお惣菜が続いた。
そんな気持ちに理解を示して、少なくとも責めない。
「なんで、いつもこんなに散らかってんだよ!」「今日もお惣菜か〜」なんてご法度です。
できなかったことへの罪悪感がただでさえ自分にどんどん募っていってしまっているのに、追い打ちをかけられたら怒りは爆発です。
「日曜日に一緒にたたもうか」「いつもごはん準備してくれてありがとう」
などのコミュニケーションだけでも、ずいぶんと気持ちが楽になります。
さいごに!
パパがするべき家事がなにか?って色々言われるけど、結局は夫婦で話し合いながら決めていくんです。
それが、mustなのかcanなのかwantなのか。
夫婦共に見極められたら、家事不満のイライラだって解消されていくはずです。
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