お手伝いは、親の姿が子どもに引き継がれる。
■きょうの家族言
明日から鳥取の実家に帰省します。
ぼくは、冷蔵庫が空っぽになるように1週間前からちょっとずつ調整。
無事、明日の朝食を持って生物系全て消費です。
妻は洗濯物がたまらないように調整。
明日は朝一で掃除をして、家をキレイに片付けてから出かけます。
このちょっとした苦労が、帰ってきてから気持ちのゆとりを生み出すんだよなぁ。
■「お手伝い」だなんて思ってない
子どもにはお手伝いをしたい時期がある。
それは、親のマネをしたい時期だったり、褒められたい!って気持ちを素直に表現できる時期だったりします。
「お手伝い」って「親の仕事をサポートしている」ってニュアンスがどうしても強い。
そりゃ、自我が強くなればイヤになるよなって思うんです。
子どもには「お手伝い」をさせるんじゃなくて、「生活の知恵」を教えているんだって思っています。
うちの子はまだ1歳8ヶ月だけど、寝る前に片付けをさせたり、食後に台拭きをさせたり。やらせることで僕が楽になったことなんてひとつもないけど(笑)
だから、やっぱり「お手伝い」じゃないんだよなって思う。
だって、手間増やしてるし。
なんてことをフェイスブックで投稿しました。
子どもが家事をやれるようになるためには、親としての覚悟がある程度必要。
片付けにしたって、掃除にしたって。
家が整っていたり、ある程度キレイを維持できている人達に共通するのは片付けが習慣化していること。
収納方法がすごかったり、めちゃくちゃ工夫してあるって言うよりは寝る前には机をキレイにしておくとか、床に散らばっている物をしまっておくとか。
そんなことを、特に意識しないでもやってしまっている。そんな習慣化ができていることが大切。
それがなかなか難しいんだけれども、自分のことを思い出してみても親の習慣っていつの間にか自分の習慣にもなっている。
寝る前に床に物がないように片付けるとか、掃除機かけるときに椅子を上げるとか。
■親の姿が子どもに引き継がれる
ちょっと怖いなって思うこともありますが、家事なんて特にそうだと思います。
他に誰かから教わることもないわけだし。
だから、家事を全部アウトソースしてしまうことや、便利家電が全部やってしまうことには抵抗があります。
例えば、わが家では洗濯物を干すってことは、いまほとんどありません。
このまま娘さんが大きくなったら「洗濯物を干す」ってことを経験しないまま大人になってしまうかもしれない。
洗濯物を干すことができる、その上で乾燥機を使うのと、全くできないのは大きな違いがある。
だから、洗濯物を干す姿を娘さんに見せるためにあえて洗濯干しをしたりします。
■さいごに!
家事の効率化、合理化は忙しい子育て世帯にはとても重要なことです。
ただ、一方で家事を通して子ども達に伝えて行きたいことだってあるはず。
そのことを忘れないようにしたいと思います。
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【KIDS家事PROJECT!とは】
子ども達に「家事って楽しい!」と知ってもらい、親御さんが家庭で子どもに家事をやらせることの「面倒くさい」を軽減する講座を開催しています。
家事を身につける上で何より大切な、
■あぶないの感覚
■きれいの感覚
■ありがとうの感覚
を身につけることをテーマにプログラム開発を行っています。
■8/25(木)10:00~/みらい館大明(豊島区)
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(Peatix)
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