一緒に地域で家事をシェアできる仕組みをつくりませんか!
「家事を社会でシェアするような仕組みが必要なんじゃないでしょうか」
ある時、こういった提案を受けました。
僕達はこれまで「夫婦や家族で家事を一緒に楽しむこと」をメッセージとして発信してきました。
頭ではそれが理想的なことなんて、みんな分かってくれます。
それでも、現実の問題としてそれが実現できないご家庭もたくさんありました。
男性の働き方が問題なのか、意識やスキルが問題なのか。
女性が家事は自分の仕事、という思いからなかなか開放されないのが問題なのか。
ただ、家事をシェアしよう!と発信して色々な人と接する中でひとつの想いが生まれました。
それは、
「男性の家事時間を長くすること」が目的ではない。
本当に大切なのは「女性のみに偏っている家事のプレッシャーを開放すること」なんじゃないかということ。
これからの社会には、家事を多角的にサポートする仕組みがもっともっと必要になるんじゃないかと思います。
自分事ですが、今年の11月に第一子が生まれる予定です。
しかし、両親は共に遠くにおり日常的なサポートをお願いするのは難しい。
これまでは遠くにいても特別困ったようなこともなく、元気に過ごしてくれていれば安心、くらいに思っていたのですが、ゲンキンなことにいざサポートが欲しいという時期になると近くにいないのが悔やまれます(笑)
「来週ちょっとご飯食べに帰ってもいいかな。あ、いつも作ってくれるサバ煮、娘も好きなんだよね。今度作り方教えてよ」
なんて言える実家が近くにあったらなぁ。
そんなことを夫婦で話しながら、
ないなら(仮想実家を)作っちゃえ!!!!
と言うことに。
先に提案を受けていた「家事を社会でシェアするような仕組み」と夫婦で話していた「仮想実家」がなんだか繋がりそうな気がしました。
家事サポ!は、持ちだし可能な家事(食事・こどもの洗濯物・こどものお風呂、など)を地域でシェアするマッチングプロジェクトです。
従来の家事代行と違い、ユーザーがサポーターの家にやってきて家事のサポートを受けるのです。
自分の家の家事のついでに人助けができる。文字通り「半径5メートルの人助け」がコンセプト。
同世代同士の横のつながりだけでなく、世代を越えた繋がりを「家事を助けあう」という関係の中で生み出していくことができると信じています!
■ここまで読んで下さった方へ
僕は家事を「たかが家事」とは思っていません。家事はその家々の、時代の文化でもあると思っています。
僕たちの親世代の時代は母が家事育児を一心に担ってきました。それを善しとする社会だったし、そういった価値観をもった人が多い時代だった。
しかし、いまは家事は皆でシェアしよう、と言われる時代になりました。
そしてこれからは、家事は家族だけでなく地域や社会でシェアしていこう!という時代になると感じています。
様々な家事代行のサービスももっともっと身近なものになっていくのでしょう。
そんな中、僕達は家事をただの「労働」として外部に出すだけでなく「文化」「家族のアイデンティティ」として築き、地域で還元していく仕組みがつくれたらと考えています。
「そんなことは無理だ」
と思うかもしれません。でも、挑戦してみる価値のある取り組みだと思っています。
そして諦めずに挑戦し続ければ、必ずよい仕組みを創ることができると思っています。
家事サポ!をいっしょに実現させてみたい!
もしかしたらサポーターとして、自分にもできることがあるかもしれない!
地域コミュニティと繋がっていけたら面白そう。興味持ちそうな人を知ってる!
もっと詳しく家事サポ!の仕組みを聞いてみたい!
など、家事サポ!を一緒に生み出してくれる仲間を募集しています。
もし興味を持って下さったら、お会いして詳細をお話しさせて頂きます。
一緒に、社会を変えるための挑戦をしませんか!
ぜひNPO法人tadaima!までお問合わせ下さい☆
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